水の大切な働き
私たちのカラダは、60~65%が水でできています。
赤ちゃんは90%、老人で50%くらいと年齢によって多少違いがあります。
この水分のうち約2%の不足でのどの渇きを覚え
約5%が失われるだけで熱中症や脱水症状が起こり、
10%になると筋肉のけいれんや意識障害が起こります。
さらに、20%になると死に至るといわれています。
「のどが渇いてから水分補給をしても遅い」
と言われているのも頷けますね。
私たちのカラダは60兆個の細胞から成り立っていると言われていて
この細胞に水分の3分の2が存在しています。
残りの3分の1は細胞を潤す間質液や血液などにあって
生命維持の働きをしています。
カラダにとって大切な水分を必要量摂取しなければ
細胞にハリがなくなり、血液がドロドロになるということが
容易に想像できます。
わかりやすく言うと…
水の不足によって流れが悪くなり
栄養がカラダの隅々に行き渡りにくくなるだけでなく
老廃物の排出も滞ってしまうため
若々しさがなくなり肌や髪のつやがなくなってしまうということです。
人は、食べ物がなくてもある程度生きていけますが、
水を飲まなければ1週間と生きていくことができないのです。
私たちが一日に必要としている水分量は約2リットルです。
食べ物からも水分を摂取していることを考慮すると
「水」として飲む量は1リットルから1.5リットルとなります。