運動とトレーニング
運動とトレーニングの違いを正しく理解していますか?
運動は英語でmoovmentまたはmotionなどと訳されています。
トレーニングはそのままtrainingで、 日本語訳は訓練、鍛錬となっています。
ここからも運動とトレーンングは明らかに違うことが分かります。
運動とは、動くこと。
ウォーキングでもサッカーでもダンスでも
健康を保つために自由にカラダを動かすことです。
一方、トレーニング(ここでは筋力トレーニングのこと)は、
パフォーマンスを上げるための筋肉量や筋力をつけたい
正しい姿勢を維持するための筋肉をつけたい といった
明確な目的を持って行う運動のことです。
これは負荷を少しずつ増やしていくという
「漸進性負荷の法則」に従って行うものです。
ある一定の負荷をかけてトレーニングを行い、
カラダが慣れたらまた負荷を増やす。
その繰り返しを行うことをトレーニングと言います。
カラダが慣れたところで同じ負荷を継続するのは
トレーニングではなく単にカラダを動かす運動になってしまいます。
筋肉には、立つ・座る・歩く等、日常の基本動作はもちろん
熱生産の6割を占めるなど大切な役割が様々あります。
しかし、筋肉は40歳を過ぎたころから年に1%の割合で減っていきます。
単純計算で60歳で20%、80歳で40%減ってしまいます。
運動を全くしていない人はストレッチやラジオ体操から、
運動をしている人は今現在より負荷のある運動
もしくはトレーニングを行い
いつまでも健康的な生活を送っていきましょう。