三大栄養素 ~タンパク質~
昨日に引き続き、三大栄養素についてです。
今回は、その2「タンパク質」。
私たちのカラダは15~20%のタンパク質からできていると言われています。
カラダ全体の60~65%が水分でできているので
その残りの半分がタンパク質ということになります。
筋肉や臓器、ホルモンの材料となっていて、
髪や爪もタンパク質が関係しているという
大変重要な栄養素です。
一般的な人の必要量は1日当たり約50gです。
(運動量の多い人は60g~70gになります)
この50gを食品に換算すると
鶏むね肉で200g強
卵で7~8個
豆腐2.5丁となります。
肉の食べ過ぎは太ると勘違いされがちですが、
本来は筋肉量を増やして代謝をあげてくれるもの。
ダイエットは代謝をあげなくてはいけないので
肉や魚を食べないで体重を減らすのは間違っています。
(豆類だけでは必要なアミノ酸が確保できない可能性があります)
鍵となってくるのは調理方法です。
唐揚げ・とんかつ・ハンバーガーなどは
脂質の摂り過ぎや糖質を摂り過るため
カロリーオーバーとなり太ります。
また、脂身の多い部分は赤身と比べてタンパク質量が少なく
必要量を摂ろうとするとカロリーオーバーになってしまいます。
タンパク質は一度にたくさん摂ってもロスが出てしまうため、
朝食を抜いたり、トーストとコーヒーで
昼と夜で必要量を摂っていたとしても
タンパク質不足に陥る可能性があります。
こまめに摂取し、十分な栄養がいきわたるようにこころがけましょう。