インソールについて知ろう
「インソール」
最近よく聞くようになってきましたね。市販品もあるため手軽に手に入りやすくなっています。
しかし、安易に手に入るし、良さそうだからといって使用してしまうと今まで以上に膝や腰に負担をかけてしまうことになりかねません。足底腱膜炎や膝や腰が痛い人は特に注意が必要です。
ここでは、インソールとはどのようなものでどのような人が対象なのか、また市販品と当院が作製するものとの違いや作製方法を順に説明していきましょう。
目次
- ○ インソールとは一体どのようなものなのか
- ○ インソール療法が必要な人はどのような人?
- ・片足立ちでふらつく
- ・外反母趾でお悩みの場合
- ・膝に痛みがある場合
- ・肩こりや腰痛がある場合
- ・猫背や背中が凝る場合
- ○ なごみ整体院のインソールと市販品との違い
- ○ なごみ整体院で作製しているインソールの特徴
- ○ インソールを作製した方の喜びの声
- ○ まとめ
インソールとは一体どのようなものなのか
インソールとは靴の中敷きのことです。私たちの足には片足、28個の骨があり、その一つ一つが絶妙なバランスで足裏のアーチを形成し、正しく立ったり歩いたりすることができています。
しかし街行く人を見てみると、上下または左右に揺れながら歩いていたり、膝下を不自然に動かしながら歩いていたりと、いわゆる「歩き癖」のある方が多いことに気づかされます。特にケガなどがなく、このような歩き方をしている場合は足裏のアーチバランスが崩れているためで、筋肉や関節の様々な箇所に負担をかけて歩いています。インソールとはそのような崩れたバランスを正す目的で使用するものです。
インソール療法が必要な人はどのような人?
実際に当院でインソール療法をお勧めしている事例
・バランスチェックで足元のバランスの崩れが著しい
・外反母趾や変形性膝関節症で悩んでいる
・肩こりや腰痛などの原因が特定できずに何度も繰り返してしまう
・猫背や背中のコリの改善を希望している
・O脚やX脚の改善を希望している
・歩き方に特徴があると言われる
・歩き方が不自然だという自覚がある
・スポーツでパフォーマンスを上げたい
片足立ちでふらつく
歩いている時には必ず片足立ちになる時があります。片足立ちふらつく場合は歩いていても安定性に欠けます。このバランスを崩した状態は、足首や膝・股関節などの関節で補うだけでなく、カラダの様々なところに負担をかけています。
スポーツ経験のある方は足の踏ん張りが効くことがパフォーマンスに大きく影響していることはご存知だと思いますが、日常生活でも荷物を持ったり姿勢を維持するのにも足元の安定性は大きく影響してきます。
普通に生活しているだけで、ふくらはぎやスネがパンパンに張ってしまう人も足元の安定性が欠けている可能性があります。
外反母趾でお悩みの場合
外反母趾は足に合わない靴を履き続けることでアーチバランスが崩れてしまい中足関節(写真参照)が緩んでしまった結果です。靴選びの段階で間違っていたんですね。親指の付け根が痛いからと当たらないような横幅の広い靴を選んでしまうと、どんどん外反が進行してしまい逆効果となります。
膝に痛みがある場合
外傷や病変のない膝の痛み(筋力低下や加齢・変形性膝関節症)は、骨盤の歪みや足元のバランスの悪さを補うために膝に大きな負担をかけてきた結果です。どちらか片方に問題があればどちらにも影響がでます。変形や痛みがなくても膝に不安がある場合も同様です。
肩こりや腰痛がある場合
原因のハッキリしない肩こりや腰痛を何度も繰り返してしまう場合は、大半が足元のバランスの崩れが大きく影響しています。
足元のほんの少しのバランスの崩れはそこから離れた腰や肩といった場所に大きな歪み(ひずみ)が発生してしまうのですが、このひずみを出来るだけ小さくしようと無意識に様々な関節や筋肉を使ってカラダがバランスをとろうとします。これがカラダの歪みを整えても肩こりや腰痛を繰り返してしまうの原因の一つとなっています。
猫背や背中が凝る場合
背中には背骨の両脇に腰から頭まで続く長く大きな筋肉があります。この筋肉は姿勢を維持するのに大きく関係している筋肉で、足元のバランスの良し悪しによっても筋肉への負担割合が変わってきます。
猫背の人の姿勢は踵と足の外側に重心があり、背中の筋肉が突っ張ってしまうため次第に辛さを感じるようになります。この時、骨盤は後傾し脚はO脚になりスネや太ももの筋肉にも負担がかかります。このように猫背や背中の凝りが気になる場合は全身のバランスが崩れています。
なごみ整体院のインソールと市販品との違い
各メーカーから販売されている市販品のインソールは、足裏の3つのアーチを支えて足本来の機能を高め、足のトラブルを予防する目的で開発されています。店頭に陳列されている商品は使用方法を守ればある程度の効果は期待できるでしょう。しかしながらインソールを必要としている人たちは、過去のケガや座り方の癖など様々な原因により、左右対象でないバランスで立ったり、歩いたりしています。左右対象に作られている市販品のインソールでは個人差のあるバランスの崩れを満足に補うことができないのです。
なごみ整体院のインソールは、その左右非対称の足のバランスに合うようにフットコントロールトレーナーがお客さま一人ひとりに合わせて作製しているため、既製品にはないフィット感を実現し足本来の機能を余すことなく発揮できます。
なごみ整体院で作製しているインソールの特徴
なごみ整体院で作製しているインソールは、NPOオーソティクスソサエティに所属しているフットコントロールトレーナー(LicenseA)が作製しています。
インソールの作製方法は様々ですが、当院で作製しているインソールは足型を取って作る(静的)ものではなく、立ち方や歩き方を観察し、ご本人が自覚できていない歩き方の癖(悪い動き)が出ないようにミリ単位の調整をして、正しく歩けるように作製する(動的)インソールですので使用時の足裏への違和感がありません。
足の指を正しく使えるようになるため「足の踏ん張り」が効き、重い荷物を抱えたり運動時の安定性が確保され上半身への負担が軽減されます。地に足がつくようにドッシリと安定して立つことができることで美しい立ち姿勢を保てるだけでなく転倒防止にも役立ちます。
また、意識しなくても正しく歩けるため疲れにくく、出掛けることが楽しくなります。足元のバランスの崩れが原因のカラダの歪みに対して予防効果も期待できます。
なごみ整体院では、履いて歩くだけで治療効果と予防効果が期待できる画期的なインソールをご提供しています。
インソールを作製した方の喜びの声
なごみ整体院でインソールを作製した方から喜びの声です。
・長時間歩いても足指が痛くならず、疲れにくくなった
・外反母趾の角度が改善した
・頭痛が軽減し気にならなくなった
・膝の痛みがなくなった
・猫背が改善した
まとめ
いかがでしたか?
一見、無関係に思える腰痛や肩こり・猫背なども足元のバランスと大きく関係していることがお分かりいただけたと思います。国民の8割以上がアーチバランスが崩れていると言われていますから、人ごとではありません。あなたも当院でインソールを作製して歩きやすさ、そして疲れにくさを実感してください。