健康維持から体脂肪を減らす水の飲み方まで
人のカラダは食事により摂取した栄養素を原料とし、消化・吸収・代謝することで生命維持や筋肉・血液・骨などの体組織を造ります。
「炭水化物・タンパク質・脂質」といった三大栄養素や不足しがちなビタミン・ミネラルを必要量摂ることはカラダの調子を整えるのに必要不可欠です。
まず、水は食事で摂った栄養を体内で運搬する働きがあります。
不足すると全身に栄養が行き渡らず吸収されないまま体外に排出されたり、余剰分が皮下脂肪として体内に貯蔵されてしまうことにもなりかねません。
次に、各細胞での代謝物などの老廃物の排泄にも必要です。
腎臓で老廃物をろ過する時に水が使われます。
さらに、体温の調節にも大きく関わっています。
汗をかいたり呼吸をしたりすることで水が失われています。
一般的に水は1日に2〜3リットルが必要と言われています。しっかりとした食事を3食摂れていれば食事でその半分を摂ることができるため、残りの1〜1.5リットルを「水」として飲めばいいということになります。
小まめに水を飲んで1日に必要な水を摂りましょう。
実は、水は飲み方を変えることで体脂肪を減らすことが出来るってご存知ですか?
体脂肪を減らすために摂る水の量の目安は体重1kgにつき、50mlです。例えば体重50kgの人だと2.5リットルになります。
これをガブ飲みや、一気飲みを避け小まめに摂るようにします。食事の前後にもコップ1杯程度摂りましょう。この飲み方を続けると、食事により摂取した栄養を消化・吸収・代謝・排泄するサイクルが正しく機能するため肝臓での脂肪分解、筋肉の合成といったエネルギー代謝を促すこと期待できます。コーヒーやお茶といったカフェインを含む飲み物を飲んだ場合は別途、同量の水を摂るようにしましょう。
逆に、水が不足すると体内にカロリーが充満し、体脂肪が増えて便秘やむくみ、冷えなどの原因に。
体内の水分を減らさないことは、健康にも美容にも大切だということになります。
お水が苦手という方はフルーツを入れてデトックスウォーターを作るのもお勧めです♪